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213

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 凝った作りのメイド服、ヒロミが彼女の為だけにオーダーメイドで作らせた特注品。慌てながら脱いでいくと、淡いエメラルドグリーン、柔らかい生地で高級そうな、部位が透けて見えるシースルーの下着、真っ白なガーターベルトを身にまとうだけになっていった。
「俺は俺の立場を簡単に壊したりしない、ここは俺にとって天国…、だが忘れるなよ、お前への陵辱が始まったに過ぎない事を、お前が全てを捧げる日、お前は俺だけの物になるんだ!」
 言われるがまま、されるがまま、アキラの命令は絶対だと、この数ヶ月を過ごし。彼女の体には、服を着た外見からは分からぬよう、巧妙に付けられたきつい仕置き痕が、その美しい肢体に刻印され続け這い周り、アキラが俺の愛と呼ぶ生なましい傷たち、消えようとするとまた新たな傷が縦横無尽にこさえられ、娘の身を壊していくにように見える。そして、今もまた白い肌をきつく入念に括られ、縄が喰い込むたび呻き声をあげ、
「嬉しいです。アキラ様、とっても嬉しいです」
 口にするのがやっとのような、か細い声。感謝の言葉を繰り返す。

「どうだ?」
 縛り終え、性器の割れ目から腰に結んだ縄を通し、わざと垂れるように伸ばした縄の端、アキラはそれを真上に吊り上げもてあそぶと、大きな鏡越し、苦悶の表情を浮かべる義理の妹を満足げに見ていた。
「嬉しい」
 鏡の中の自分を蕩(とろ)けたような目で見つめ、上気したような赤ら顔のユィナが半開きの唇で呟く。
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