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 洗濯室に居たカオルはユィナの様子がおかしいことに気づいた。いつにも増し表情が暗くぎこちない態度。
「お願いしたい衣類は後ろの棚にあります。ヒロミ様の大切な服が鉤状に裂けてしまって、私、簡単なのしか縫えないのですみませんが、よろしくお願いします」
「あはぃ、こ、これですね。急ぎですか?」
「いえ、お暇な時でけっこうですよ」
 ふたりで部屋を出ようとしたとき、ユィナの肩に付いたゴミを払ってあげようとしたカオル、
「あぁ」
 扉の壁に気づかず当たってしまい、バランスを崩した。
「いつも凛としてるカオルさんに親近感がわきました。ぁはっ、あ、ごめんなさい余計な事言っちゃった」
 とっさにカオルを支えたユィナだったが、
『あ!』
『!』
 二人同時に驚き、ユィナが足早に去って行く後姿、カオルは立ちすくみ、彼女のメイド服の下に這う感触を手の平に感じていた。
『縛られてる…、そういうことだったのですね…、どうしよう秘密になんてしておけない、でも…』
 カオルは思いあぐねた。
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