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妹兄124

妹兄124
 瞳を潤ませているアキ。
「どしたの??」
 チヒロが言った。
”ラブドール”
「ラブプードル? 犬より、猫が好きかな~ ははっ」
 彼女が見せる怪しい表情に、ドギマギするチヒロ…。
”ラブドール”
 声に出さず、唇だけを動かしているアキ。
”ラブドール”
「あっ。アキさん。おねーちゃま。あっあっあっ…」
 まだ乾き切って無いショートヘアーをかき上げられ、背けようとしたチヒロの顔が、アキの頭で隠れていくと、高性能なマイクが拾う生々しい音が聞こえた。
ちゅっぷちゅくちゅちゅむ
チヒロの唇が、アキに奪われていく。

「だめだ! アキ! やめろ! チヒロに手を出すな!」
 アキを本物のラブドール。意思のある性愛人形に育てしまっていた事を忘れていた。操る紐はとっくに消え、彼女が俺とのセックスだけで満足できるはずは無かった。その目がまたこちらに向けられ、しなやかに手が伸び”俺”を指さした。
『ユタカ様早く来て! こんなに育った私を見て! チヒロちゃまも、可愛いお人形にしてあげる~。うふふふふ』
 人形は主を死ぬほど慕い、ユウキを想う強い愛がそうさせていた。

「ほら。チヒロちゃん。あの火災報知器を見てぇ」
「あぁん。ダメダメダメ。こんなこと変だよぉ~ おねーちゃまぁ」
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