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334 接触

334
「その格好で話すな、早く脱げっての」
「労働を終えたら話そうと思ってたのに、まさかままさかの超レアな体操着に驚いてしまってつい・・・。ほらぁここにネームが入ってるんだぜぇ、チヒロちゃまとの合体感覚が凄いぃいい~♪」
 ナナセは名札が縫い込まれた腰の辺りを伸ばして見せていたが、
「・・・きちんと聞くから脱げ!」
 体をねじ伏せられ、
「これって洗濯前の物なんですよねやっぱ、ていうことはやっぱ使用済み!!」
「早くしろ!」
「ヘイヘイ」
  凄い形相で睨まれバスタオルを渋々腰に巻き戻すと、ホカホカのブルマーを兄の頭にフワリと返却し、ド突かれていた。

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「こないだ遊びに行った時俺ら世話してくれたメイドちゃんいたじゃん、その子にそれとなく聞いてみたのよ。そしたらその子もあまりに君らが似ててビックリしてたそうですよ?」
「マジでー? それでそれで」
 寝そべって音楽雑誌を読んでいたトモヤは、ナナセを見上げていた。
「んでもってユウキとそっくりメイドちゃんだけ制服が違うんだって、それでなその娘の正体知ってしまったんだよ~」
「うん?」
 チャーハンケチャップを掛け捲って食べていたヤマトもそちらを見ると、口周りが真っ赤に染まっていた。
「なんとヒロミ様の養女なんだそうです! ちょっかい出すとやばそうだよ? スポンサー様の逆鱗に触れでもしたら、ちょ~こえぇえ・・・」
 眉に皺を寄せ、頬を両手に当て仰け反っているナナセだった。
「ちょっかいってお前なぁ、出しようがないだろ? 何も分からないのに」
「いやぁとっかかりとしてはその娘から当たってみるのが正解じゃね? 雲を掴むような話しなんだろ? だったら」
「だけどなぁ、どうやってその娘と接触すればいいんだよ?」

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