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 腹立ちの納まらないユウキは、もう一度買ってこようと駐車場へ戻り車へ乗り込むと、ダサい服を着た小太りの男がこちらを見ているのに気づいた。男はヘラヘラと笑いながら、そのまま近づいて来てこう言った。
「君も追い払われたくち?」
 言ってる意味が分からず無視を決め込もうとしたが、
「僕もねずーっとあの部屋入りたくてウズウズしてるのだけど、なかなかガード固いよね」
「あの部屋?!」
 さっきの老人といい気になることを言われ、つい返事をしてしまっていた。
「そうだよぉそれしかないだろ~。僕の機材見てくれよ~、この新しく買ったデジタルビデオカメラで決定的瞬間を撮ってやるんだ。うふふぅ」
「見せてくれない?」
「君の機材は車の中? あぁもしかして君フリーのライターさんでしょ、名刺あったら貰えないかな、カメラ大事に扱ってくれよな」
 彼が首からかけているビデオカメラを外そうとすると、ユウキは運転席から力ごなしにストラップを掴み、彼ごと車に引き寄せると小太りの男はいきなり汗をかき苦しそうな顔で、ユウキと顔を突き合せていた。
「ぐぐぐぇえ何するんですか!! 人呼ぶぞバカ! 親切で見せてやろうとしただけじゃんか! 離せバカ野郎!」
「決定的瞬間ってなんですか?」
「あぁああの僕なにか気に障ること言いました? あゎああああ」
「あの部屋ってモデルルームのことですよね、あそこで何があったの?」
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