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 アキラはヒロミたちへの詫びのつもりなのか、これから毎日やるよと、仕事に出かける前の時間を使いトイレ掃除をはじめていた。
「お、ぉ兄ちゃん…」
「なんだ?」
「どうしても話したいことがあるの…」
「………あの話か」
「ぅん…」
「…お前があいつに会いに行くのは構わない。でも、俺のことは知らないと言ってくれればそれでいい」
 背を向けたまま一心不乱に便器を磨いていくアキラに、
「はぃ…」
 寂しそうに呟くユィナだった。
『一緒に帰りたい、元の家族に戻りたい、昔みたいに…』
 彼女がその場を離れた数分後、トイレから大声でアキラが叫んでいた。ハッとして振り返ると、
「門限守れよ綺麗だぞユィナ!」
 と、言われていた。

 約束の時間より少し前にホテルに到着したユィナ、彼女は屋敷の車に乗せられここまで来ていたが、
「おじさん、こ、ここでいいです」
「もう目の前ですが?」
「えぇ、でもちょっと車の送り迎えなんて、しかもリムジンですよ…」
「はい? あぁ気が付きませんでかしこまりましたです。でもユィナ様充分お綺麗ですから胸を張られてくださいね」
 気恥ずかしさのあまり、ホテル直前で降ろしてもらっていた。
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