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台所で後片付けをしているとき、あとから食器を運んできたカオルが、傍らに立ち話しかけてきた。
「どうしようか迷いました。言おうか、言うまいか…」
「…」
無言のユィナ、水音が響くシンク。カオルにそっと背を撫でられ、
「ぁっ」
うつむいていたユィナは小さく声を上げ、身構えた。
「今日は…、されてない?」
「…はぃ」
ユィナが返事をすると、
「失礼します」
淡々と話していたカオルが、唐突に彼女の腕を掴み上げていた。
『な、何を!』
腰が引け逃げようとしたユィナ。だが、一気に袖を捲り上げられると、腋のあたりから這う蚯蚓腫れを見つけられていた。
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