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ふたり54

 しばらくして、
「あ…」
 ミィナが目を覚ました。
「起きたね」
 ユタカは、備え付けの冷蔵庫から水を取り出し、グラスに注いだ。
「大丈夫?」
「あたし眠ってた?」
「眠ってる君を見てた。ほんの少しね」
 体を起こそうとするミィナを、傍に座っていたユタカが背を支えてやると、もう一人が、そのグラスを手渡した。
「ありがとう。まだ、クラクラしてる。あはっ」
 ミィナは照れを隠すよう、水を一気に飲み干すと、
「喉渇いてたね。もう一杯飲む?」
「ううんいらない」
 大きく開いた襟元をパタパタさせ、汗ばんだ体を気にしていた。
シャワー浴びたいな…」
 床に足を下ろした。
「連れていってあげよう」
「…いいよぉ。お花摘みしたいし」
「ミィナ」
 ユタカたちに手を取られ、
「はぃ?」
 その顔を見ると、
「まだ、終わってない…」
 もう一人に、キスされ舌を絡めた。
「ぁん…」
 興奮から覚めていない体がまた熱くなり…
『せ・い・え・き…』
 太ももが濡れているのに気づいた。
「ミィナ…」
 もう一人に、スカートをまくられると、
「僕の出したのが垂れてきてるね…。ミィナの花から、といっしょに。ビッチョリだ…」
確認されるように、あそこをかき回された…。
「聞こえる? いやらしい音… 君と僕のが混ざりあってる音…」
「ぃや! シャワー浴びさせてぇ んぁあ」
 もう一人に、顔中にキスを浴びながら胸を揉まれ、耳に歯を立てられていく…。
「あぁああ!」
 ガラスの城の余韻に感じるままの体は、立っていられないほどの快感を走らせた…。
「だめだよ… シャワーは… 汚れたままのミィナだ」
「さぁ。バスルームへ行こう…」
「…だって、浴びちゃだめって」
 ミィナ言うと、
「見るから」
「君のお花摘み
「ぁぁぁぁ ダメだよ。ダメだよ。絶対だめだよ~ ぁあああ」
 私は拒否した。
「どっち?」
「おぉきぃほ?」
 ユタカたちの続けざまの質問に、
「…ちぃさぃほぅ。です」
 ミィナは、そう呟いた…。
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テーマ : 官能小説
ジャンル : アダルト

tag : 余韻バスルームお花摘みビッチョリシャワー快感

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